| Q1. 化粧品は弱酸性がいいと言われているようですが、 エバメールの商品も弱酸性でしょうか? また、弱アルカリ性であると肌の余分な角質を落とす効果が強く、 肌の新陳代謝を促すので、結果的に肌にとってはいいというメーカーもあるようです。 肌にとってはどのような種類の化粧品がいいのか教えていただけますか? |
| A. pH値について、皮膚のpHと肌状態の関係を交え、ご返答させていただきます。 皮膚表面を覆う皮脂膜は、皮膚に潤いや滑らかさを与え、外界の刺激から皮 膚を保護しています。 また、角質層の水分蒸発を抑制し、潤いを保ちます。 皮脂膜は、弱酸性を保っているので、皮膚表面の有害な細菌の増殖を抑制 する働きもあるのです。 皮膚のpHとは、皮脂膜のpHのことを指します。 健康な皮膚のpHは、4.5〜6.0(6.5までは正常とみてよい)の弱酸性です。 このpHが弱酸性であるのは、酸性の成分が含まれる皮脂、汗、角化産物の 影響です。 一般に皮脂の分泌が旺盛な、いわゆる脂性肌の場合には酸性に傾き、反対 に乾性肌ではアルカリ性に傾きやすいといわれています。 皮膚のpHは、温度や湿度の低下につれてアルカリ性に近づき、年齢を重ねて もアルカリ性に傾きます。 また、湿疹、皮膚炎などの病巣部分の皮膚のpH値を調べてみると、アルカリ 性に傾いています。 尚、弱酸性の皮脂膜で覆われている皮膚は酸に対しては強いのですが、アル カリに対しては比較的弱いといわれます。 しかし、アルカリ性の石鹸で洗顔しても、カブレなどの皮膚障害を起こすことは ほとんどありません。 これは、たとえ皮膚表面にアルカリ性物質が触れても、皮膚には短時間のうち に本来の弱酸性に戻す力(アルカリ中和能)がある為です。 「弱アルカリ性の方がお肌にとって良い」という化粧品メーカーの見解もあるよう ですが、以上のような皮膚のpHと肌状態の関係を考慮いたしまして、エバメ ールゲルクリームはpH6.0〜6.5の弱酸性で製造されております。 ご参考にしていただけましたら幸いです。 |