真正面からいかないことじゃよ。

「この状況をどうしたらおもしろく観察できるか?」

「自分にとって有益なこととして観察できるか?」

って考えてごらん。

ほぅ~。

人はイライラしたり、嫌悪感を感じると、
この視点を忘れてしまう。

確かに!

おもしろく観察するために、
なにかおもしろい名前はありますか?

【大きなしゃがれ声の人】→ 【シャガ―】

【まわりの人たち】→ 【シャガ―を取り巻くゆかいな仲間たち】

ってのはどうかね?

いいですね~。

大きい声だけれど、聴きとりにくい【シャガ―】の声を、
【シャガ―を取り巻くゆかいな仲間たち】が
どんなふうに聴いているか?

観察してごらん。

「・・・!」

どうかね?

【シャガ―】がしゃべると、
【シャガ―を取り巻くゆかいな仲間たち】は
ピタッとしゃべるのをやめ、全員が耳を傾けています!

ほぅ。

しかも、全員、前のめりです。

ほぅ。

もしかしたら、この6名の方はご家族なのかもしれません。

【シャガ―】が高齢のお父さんで、
【シャガ―を取り巻くゆかいな仲間たち】は、
【シャガ―】の子どもたち。

コロナ禍でなかなか外出できなかった高齢のお父さんのために、
今日は特別にご家族でカフェに来られたのかもしれません。

ほぅ。

【シャガ―】の声は聴きとりにくいので、
みんな前のめりで耳を傾けているのかも・・・。

【シャガ―】を見守るみんなの目が、
とてもあたたかいです。

ほぅ。

もしかしたら、全員、声が大きいのは、
【シャガ―】に聴こえるように
大きな声でしゃべっていたからかもしれませんね。

そちはこの状況の中で、
『やさしい視点』を見つけたんだね。

『やさしい視点』を見つけると、
そちの中の『やさしさ』が目覚めるんじゃよ。

本当ですね~。

不思議ですが、今、お隣の大きな声は、
まったく気になりません。

ふむ。

観察することは『愛』なんじゃよ。

本当ですね~。

情けないですが、先ほどイライラした時には、
相手を観察することも、どんな背景があるのかを
想像することもできませんでした。

そちは「静かで落ち着いた環境」が好きじゃろう?

はい。

逆に、「騒がしい環境」だとイライラする。

・・・はい。(トホホ)

そちにとって「騒がしい環境」は、
感情が揺れやすいんじゃよ。

すると、どうしても視野が狭くなる。

確かに、そうですね。

それは当然のことなんじゃよ。

その自分を許してあげることじゃよ。

「えっ・・・!」

「どんな環境だと感情が揺れやすいのか?」

それを理解しておくことは、
自分とうまく付き合っていくために、
とても大切なことなんじゃよ。

あぁ、そう言っていただくと、ほっとします。
自然とやさしい気持ちがあふれてきますね。

今回、たくさんの学びがありました!

騒がしい環境だと、
わたしは感情が揺れやすく、
イライラしたり、視野が狭くなること。

気になっている相手には真正面から向き合わずに、
おもしろい名前を付けて観察すること。

観察する中で『やさしい視点』を見つけられたら、
気になっていたことが、一瞬で気にならなくなること。

人の不完全さを許すには、まず自分の不完全さを
先に許してあげること。

そうすると、自然とやさしい気持ちがあふれてくること。

あぁ、
今、とても爽やかな気持ちです。

それはなにより。

今年も一年間、ありがとうございました ♡

ふむ。

来年も共に楽しもうぞ♪

ぜひ ♡