今まで大変だったね。
よく頑張ってきたね。

満たされない思い。
母から愛されたいという切実な思いを抱えながら、
ときに葛藤し、ときに自分の価値を見失い、
いくども自分の存在理由を宇宙に問いかけ、今まで生きてきた…。

うん。頑張ったね。

よく頑張った。
よく頑張ったよ。

なぜ親子として生まれてきたのか?

母のように愛に飢えた人に、寄り添いたかったんじゃよ。
大きな愛で受けとめてあげたかった。
ずっとそうしてきたからね。

その言葉と同時に、この方の魂の記憶が見えました。

・教会でシスターをされている姿。
・身寄りのない孤児に寄り添っている姿。
・子どもたちにパンを与えたり、子どもたちの遊びを
 そばでほほえみながら見守っている様子が見えました。

大きな愛をもっている。
人に寄り添うことができる人。

そこから一歩踏み込んで、「愛に飢えている状態」を自ら体験し、
その時、人の心がどうなるか?
どのような言葉で人の心に希望の光がともるのか?

それを知りたかったんじゃよ。

探究心旺盛な魂。
ちょっと修行好きな魂だね。

今までの人生(魂の記憶)では、宇宙や神の意識を感じ、
ひとつにつながっている感覚を感じていた。

今回の人生では、つながりを感じられないことで起こる不安や
孤独感が、いったいどんなものなのか?
それを知りたかった。

すべては「人に寄り添い、希望の光をともす」という
ゴールのため。

自ら人生計画に入れてきた…ということですね?

そう。
順調に学び、体験した。

これからはつながりを感じるステージに戻ることだね。

どうしたらつながりを感じるステージに戻れるんですか?

まずは宣言すること。

「つながりを感じられない不安や孤独は、もう十分体験したから、
わたしは本来の宇宙とつながりを感じられるステージに戻ります。」って。自分に許可を出す。

うわ~、この方のまわりにたくさんの天使がぷかぷか浮いているのが見えます。ずっといたんですね。最初から…。見守ってくれている天使が。

うん。
いたんじゃよ。(微笑んでいる)

天使をイメージしたら、つながりを感じられるんでしょうか?

「母親から愛されてこなかった自分は、愛される価値のない人間なんだ。」

という自分のしかけた世界にどっぷりはまり、
そこから抜け出せなくなっている。

本当のこの者は、「愛されない自分」という存在じゃない。

「愛されない孤独を体験したかった自分」
「愛に飢えた人に寄り添い、希望の光をともすために、その体験をしにきた魂」

なんじゃよ。

もっと大きくて崇高な目的をもって、この世にやってきた魂なんじゃよ。

「宇宙につながる」というより、
「大きくて崇高な目的をもっている自分」とつながってごらん?

「この肉体におさまっているのが、本当のわたしじゃない。」

「人の心に寄り添い、希望の光を灯し続けた魂の記憶をもっているのが、本当のわたしなんだ。」って。

イメージするだけでいいんですか?

イメージするだけでいい。

「本来の自分に戻ってもいいよ。」
「自分のステージまで戻っておいで。」

と自分の魂に言ってあげるといい。

そしたら、本来の自分にあった現実につながるから。

「あっ!わたし愛されてた!」
という発見を、いくつもすることになるだろう。

それはお母さんから与えられるということではなくて?

うん。
他の者から与えられる。
「愛されてた」という証拠がね。(ウインク)

「愛されてた証拠」、目の前にいっぱいきてるんじゃよ。

それをひとつひとつ感じていってごらん?
それが愛に飢えている人を救う希望の光になるから…。

愛されてた証拠って、具体的にはどんなものですか?

自分のことをありのまま受けとめてくれる今の家族。
(夫や子ども)

今の家族が寄り添ってくれていること。

この者が笑ってくれることを心から願っている人たち。

この者と出会い、「ありがとう」と言ってくれた人たち。

あったかい飲み物を入れてくれた人…とかね。

愛ってね、いろんなところにフワッと溶け込んでいるんじゃよ。
ただ、あったかい飲み物ってだけじゃない。

「その人をあったかくしてあげたい。」っていう、
人の想い(願い)が入ってる。

あたりまえのようにチョコンって入ってる。

だから気づかない人が多い。

大きな愛で包んでくれている宇宙みたいな人、まわりにいるんじゃよ。
ちゃ~んといる。人間の姿でね。(笑)

そういう人を「宇宙のお母さん」って自分の中で呼んじゃえばいいんじゃよ。

「わたしの宇宙のお母さん、みっけ!」って。

勝手にやっちゃっていいの。

誰にも断らなくていいから。
やったもん勝ち。(笑)

本当ですね。なんか涙が出ますね。

今までずいぶんエネルギーを消耗しているから、
母親に対して、これ以上無理をしてなにかしてあげるのがゴールじゃない。

直接何かをしてあげなくても、パワーを送ることはできるんじゃよ。

祈りのようにですね。

そう。
「母がどうか自分のまわりにあふれている愛に、気づく時がきますように…。」

そう祈りながら、風船を膨らませるイメージをしてほしい。

ふーと息を吐く時、ハートを風船の中に入れるイメージ。

プカプカ飛んでいって、必要なタイミングでパチッてはじけて、ハートが届くからね。