「肉体に入っている自分」を
「本当の自分」と思っている人が多いからね。

そういう人は、亡くなると
自分の存在が消えてしまうように思うんじゃよ。

だから「証」を残したいって思うのかもしれないねぇ。

なるほど…。

でも亡くなってみたら、「本来の自分」に戻るわけだから、

「あれっ?! 消えてませんけど――――――っ!!」

ってなる。(笑)

おおおぅ!(笑)

「証」を残すことよりも、もっと大切なことはな、
この肉体をもって楽しむことじゃよ。

やってみたいことがあったら、体験してみること。
その方が魂は喜ぶし、後悔しないよ。

なるほど!
わたしたちは五感を使って体験するために、
本体である「大いなる光」から分かれて、
一人ひとりの肉体に光を宿したからですね。

そのとおり。

証を残すよりも大切なことは、この肉体を使って楽しむこと!
よく分かりました!

ただ…、やってみたいことがあるけど、
体が不自由で、できない方もおられます。

例えば、目のご病気で将来失明の可能性があり、
本をもっと読みたいし、ブログも書きたいけれど、
目のことが心配でできない方は、どうしたら楽しめますか?

今の状況を「不幸」だと思わないことじゃよ。

どんな状況であろうとも、人は創造することができる。
止めているのは自分なんじゃよ。

例えば、同じ病気の人がどのように楽しみを見つけていったか?
目を使いすぎずに、どのようにやりたいことをやっているか?
すでに乗り越えた人から教えてもらうと、いろんな発見があるじゃろう。

自分を「かわいそうな人」にしないこと。
「悲劇のヒロイン」にならないことじゃよ。

そうかもしれませんね。
ただ、今、辛い思いをされている方にとっては、
「悲劇のヒロインにならないこと」という言葉に、
ひっかかってしまう方がおられるかもしれませんね。

前を向くために、いっとき
「悲劇のヒロイン」をやるのはいいよ。

それにより生きる力になることもあるからね。

だけどそこにとどまり続けると、
あなたから笑顔を奪ってしまう。

そんなこと宇宙は望んでいない。

あなたがそこから光をみいだし、立ち上がるために、
たくさんのサポート役がついている。

決して一人のチャレンジじゃないよ。

「悲劇のヒロイン」をやめたトキ、まわりで見守っていた
たくさんのサポート役に気づくだろう。

「なんでこんなことに…」という言葉は、
前に踏み出す力を奪ってしまう。

「今の自分でなにをしよう」
「何ができる?」

と考えたトキ、今まで気づかなかった選択肢が
見えてくるんじゃよ。

そうかもしれませんね。

自分の人生をあきらめてしまっている人や、
人生の幕をおろしてしまっている人がたくさんいる。

それは可能性にフタをしてしまうことなんじゃよ。

あなたにはまだまだたくさんの可能性があるんじゃよ!

心に明かりが灯れば、それに気づける。

今、どんな状況にあろうとも、
人生を楽しむことをあきらめないでほしい。